千葉市美浜区豊砂の屋上（陸屋根）で雨漏り！ウレタン防水工事で解消しました
工事のきっかけ
千葉市美浜区豊砂にお住いのお客様から、屋根から雨漏りが起きて、室内の壁に雨染みとカビが生じているとのご連絡をいただいたことが工事のきっかけとなりました。
こちらの建物は3階建てで、外壁にはALC（軽量気泡コンクリート）が使用されており、平らな陸屋根が特徴です。陸屋根は傾斜がないため水の流れが悪く、雨漏りが発生しやすい構造のため、しっかりとした防水処理が非常に重要です。
また、ALC外壁は多くの気泡を含んでいるため、水分が浸透しやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
この度の調査で、陸屋根のシート防水が雨漏りの直接的な原因と判明しました。より効果的なウレタン防水への改修が必要と判断し、その計画をお客様に説明し、改修工事を行わせていただくこととなりました！
ビフォーアフター
Before
After
工事基本情報
- 施工内容
- 屋上防水
- 使用材料
- ウレタン防水
- 築年数
- 27年
- ハウスメーカー
- 施工期間
- 8日間
- 保証年数
- 10年
- 建坪
- 81.5㎡
- 工事費用
- 144万円
確かに天井には雨染みがあり、カビの発生で黒く変色している部分も見受けられました。この状態が続けばカビによる健康リスクが心配されるため、迅速な対策が必要です。
これらは雨水が屋根から室内に滴り、その後乾燥を繰り返すことで形成されたものです。雨漏りがかなり進行してしまっているということがわかります。
特に、排水口の近くのシートの継ぎ目は目視で明確に確認できる状態で、室内漏水箇所と関連してこの周辺からの水の浸入が疑わしいです。
屋上の様子を見て回りましたが、シート防水の経年劣化が著しく、部分的な修理では将来的に再び漏水するリスクが高いと判断しました。そのため、建物全体の陸屋根の防水を一新することをご提案いたしました。
建物をテナントに貸し出している状況もあり、オーナー様はテナントに迷惑をかけないよう確実な修繕を望まれています。検討の結果、より耐久性の高いウレタン塗膜防水を施工することに決定しました。
パラペット部分（↑立ち上がりの部分）のシートを撤去している様子です。
ひび割れが多く見られましたが、このひびが雨漏りが生じる原因になっていたのも納得です。
シートの継ぎ目には、ずれや剥がれ防止のためにメッシュ製のテープを使用しています！
通気緩衝シートは、液体の水は阻止しますが、より小さい水蒸気の粒子は通過させる性質を持っています。この性質のおかげで、コンクリートから発せられる水蒸気が防水層の内側からの膨張を防ぐのに役立つのです！
広範囲の屋上防水などではこのタイプの通気緩衝工法が効果的です。
ウレタン防水材は立ち上がり部専用と床面専用の二種類があり、適切な部分に適切な材料を用いる必要があります。
つやつやですね！ウレタン防水はシート防水と違い、継ぎ目のないシームレスな施工が可能です。そのため見た目も良く仕上げることができるんですよ。
雨漏りの問題も解決でき、お客様にも大変ご満足いただけました。
雨漏り専門赤外線・非破壊検査.comでは、このような陸屋根の防水工事に関して豊富な施工経験を持っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
