外壁内部で発生している雨漏りを赤外線サーモグラフィカメラで調査｜「目地」からの浸水を迅速に特定出来ました！

　千葉市美浜区磯辺のお客様より、雨漏り調査のご依頼を承りました！

　雨漏りは屋根から発生するイメージが強いと思われますが、その発生原因は様々です。

　今回のお住まいでは外壁から発生していましたが、その被害範囲も広く浸水の箇所の特定が難しいケースでした。

　そこで、今回は雨漏り調査に赤外線サーモグラフィカメラを使用して原因・被害範囲の特定をさせて頂きました(^^)/

雨漏りが発生している外壁

　写真は、今回雨漏りが発生している外壁です(>_<)
　目視では異常を確認する事は出来ませんが、室内の浸水被害の状況からこの外壁面の一部から浸水している事が推測できる状況でした。

　一般的に雨漏り調査の基本とされる目視調査ですが、この様な場合には外壁・内壁を内部的に取り壊しての調査が必要となる場合もあります。
　そうした中、今回は物体の表面度を視覚的に捉えられる「赤外線サーモグラフィカメラ」を使用する事で、非破壊により調査を進めさせて頂きました。

赤外線サーモグラフィカメラで外壁の浸水箇所・規模を特定

　写真は、外壁表面を通常のカメラ・赤外線サーモグラフィカメラで撮影した画像です。
　通常のカメラでは確かな異常は確認出来ず、やはり外壁内部の異常を特定する事は難しい状態です(>_<)

　一方、赤外線サーモグラフィカメラで撮影した画像では、外壁の１階と２階部の境にあたる「横目地」の下部分が不自然に青色で描写されています。

　じつは、この青色部分こそが、外壁材内部に生じている浸水被害箇所です！

　雨漏りの浸水箇所は周囲温度よりも低くなる傾向があり、赤外線サーモグラフィカメラはその温度変化を捉える事で雨漏りの浸水箇所・範囲を迅速に調査する事が出来ます。
　調査結果として、雨漏りの浸水は外壁の「横目地」で発生し、その下部にあたる広い範囲で雨漏りが広がっている事を特定する事が出来ました(#^^#)

難航する雨漏り調査にこそおすすめしたい「赤外線サーモグラフィカメラ」

　今回は、赤外線サーモグラフィカメラを併用した雨漏り調査の事例をご紹介させていただきました！

　赤外線サーモグラフィカメラは、非破壊による調査で雨漏りの被害範囲・原因をスピーディに調査出来る事が魅力です。
　目視調査・散水試験と併用する事で、雨漏りの発生原因をピンポイントに特定する事が出来ます！

　今回の様「難航する雨漏り調査」に非常に有効な調査方法ですので、原因が分からず修繕・再発を繰り返してしまっている雨漏りにお困りの方がおられましたら、ぜひ私達にご連絡下さい(^^)/