ウレタン防水工事による雨漏り補修｜赤外線カメラにより天井内の浸水被害を調査しました！
工事のきっかけ
木更津市貝渕のお客様より「雨漏りが原因で天井が一部崩れてしまったので見てほしい」というご相談をいただきました。
調査に伺ったところ天井は雨漏りの影響で剥がれ、さらに赤外線カメラによる調査で天井内部の広い範囲で浸水が広がっている事が確認されました。
また、陸屋根は過去に何度も補修された痕跡が見られましたが、フェンスの基礎部分を中心に防水層が裂けており全体的な劣化が目立つ状態です。
雨漏りは、陸屋根に施された防水層の著しい劣化が大きな要因となっていると推測されました。
そこで今回は、雨漏りの解決のため「サッシ周りのシーリング工事」と併せ、「ウレタン防水工事」を施工させて頂きました。
ビフォーアフター
Before
After
工事基本情報
- 施工内容
- 雨漏り点検
屋上防水
- 使用材料
- ウレタン塗膜防水材,変成シリコンシール
- 築年数
- 築45年
- ハウスメーカー
- 施工期間
- 2日間
- 保証年数
- 補償はお付けしておりません
- 建坪
- 約20㎡
- 工事費用
- 税込 473,000円
窓際の天井が大きく膨らみ、さらに下側にさがってしまっています。
この天井にはジプトーンという素材が使われており、その下にはベニヤ板が施工されていますが、雨漏りの影響でベニヤ板が膨らんでしまっている状況です。
このまま放置すると天井全体が広い範囲で落下してしまう危険性もあります。
また、それとは別に少し離れた場所にも同様の雨漏り跡が確認されましたので、天井の広い範囲で浸水被害が発生していると推測出来ます。
画像は、雨染みが生じている外壁部を赤外線カメラと通常カメラで撮影したものです。
一見して異常が無いようにも感じられますが、赤外線カメラで撮影した画像では「天井と内壁の取り合い部分」に青色で描写された範囲が広がっています。
じつは、この青い部分こそ天井内部で浸水被害が発生している範囲です。
浸水被害が発生している場合、その水分を原因として「浸水箇所の温度」は周囲よりも低くなる傾向があります。
赤外線カメラは、この温度変化を使用する事で天井・外壁内部の浸水経路や範囲を特定できます。
今回の場合、見た目以上に浸水規模が大きく、天井内部の広い範囲で水分の滞留が確認されました。
早急な対応が必要な状態です！
